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 脊髄空洞症

脊髄空洞症は脊髄の中心部に空洞ができてしまう病気です。
神経が切断され神経症状が現れてきます。
胎児期に先天性の問題が発生すると考えられていますが、中にはアーノルド・キアリ奇形という考え方もあるようです。
アーノルド・キアリ奇形は小脳の一部が大後頭孔を超え、脊柱管の中に脱出している奇形の事です。
この奇形の原因はまだ良く分かっていません。
また、脊椎の炎症や損傷によって後天的に発症するケースもあります。
炎症が起こった場合では、隋液の流れが妨げられ結果的に空洞ができてしまいます。
温度や痛みに対する感覚障害が起こります。
始めは手などの痛みから起こり、次第に症状が進行していって、胸や手の筋力が低下し運動障害が起こってきます。
手の筋肉は萎縮して、だんだん痩せてきます。
更に症状が進行すれば舌の萎縮、顔の知覚麻痺、言語障害、嚥下困難が起こってきます。
歩行障害や排尿の障害なども現れます。
症状の進行が緩やかですが、早めに治療を行っておいた方が良いでしょう。
この病気を完治させる治療方法はありません。
しかし、手術を選択することで、改善できるケースもあります。
中には手術を行わなくても回復するケースもあるので、良く検査を行った上で行います。
手術を行う時には早期に行った方が良く、治療が遅れると難しくなってしまう場合もあります。
キアリ奇形の場合では、隋液の流れが阻害されているため、手術によって改善させてやれば症状が回復する事が多いようです。
全国の患者数は2000人ほどと言われています。

 

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