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 先天性水頭症

先天性による水頭症では、先天性の形成異常によって脊髄液の流れに障害が起きてしまうものです。
1万人に8人程度の割合で見られ、多い病気ではありません。
脳は脊髄液に守られており、脊髄液は脳質からくも膜へと循環していますが、先天性水頭症の場合この循環の阻害が見られます。
新生児に見られることが多く、頭が極端に大きくなって頭蓋骨が広がってきます。
先天的に水頭症を起こしている場合では、頭蓋骨がまだ癒着していないために、頭部が大きくなってきます。
重症化してしまうと、知能低下や運動能力の低下が見られ、そのまま放置すれば死亡してしまう事もありあす。
軽度の異常であれば手術を行う事で正常に戻す事が出来ます。
頭蓋の中の脳脊髄液を腹部や心房に戻す手術がおこなわれます。
中には先天性の水頭症であっても、小児で発見されず成人になって症状が現れて発見されるケースもあります。
成人まで発見されなかった場合では、ゆっくりとした病気の進行となり、症状を感じない事もあります。
CTやMRI検査によって診断する事ができます。
水頭症によって脳に障害を起こす可能性もあり、治療がうまくいかなければ後遺症を残すことになります。
病気を完全に回復させる為の治療というよりは、脊髄液の流れを補助するためのシャントと呼ばれる管を体に入れることになります。
この治療によって、日常生活に支障が無いケースもあれば、軽度の障害がある場合、介助の必要な人もいます。

 

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